【中国新聞】危険な場所 マップで確認:三原市ゆめきゃりあセンターの防災マップ作り研修会

広島県三原市で開催された防災マップ作りの研修会についての中国新聞の記事です。


危険な場所 マップで確認 – 中国新聞

 三原市館町の市ゆめきゃりあセンターで5日、防災マップ作りの研修会があった。市などが主催する連続講座の初回で、地域住民や自主防災組織のリーダーら約70人が防災コンサルタントのスタッフに学んだ。

 参加者は9班に分かれ、各地区の拡大地図に透明のビニールシートを重ね、避難場所などをフェルトペンで書き込んだ。3枚のシートに、(1)自宅から避難場所への避難ルート(2)道路や河川、公共施設の場所(3)市が想定する土砂崩れや浸水区域―を項目別に記した。

 参加者は「この道路は水が冠水して危ない」などと意見を交わし、3枚のシートを重ねてマップを完成させた。西港町自主防災会の内藤博之会長(75)は「想定外の土石流の危険性を確認した。避難ルートも見直したい」と話した。